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模の修理工場が数社ある。
ダル・エス・サラーム港の開発計画として、コンテナ・ターミナルの建設、穀物揚荷用のコンベヤベルト方式の導入、オイル・ジェティの改造、埠頭の近代化などが予定されている。
2. タンガ港
同港は、コーヒー、シザル麻、豆類、肥料、セメントなどタンザニア重要輸出品の積出港である。
港湾は外港と内港から成り、外港には長さ213.4m(最大吃水16.76m)までの船舶の収容可能な錨泊地(6カ所)がある。
内港の錨泊地(6カ所)は、長さ182.9m、最大吃水8.23mまでの船舶の収容が可能である。
3万DWT級船舶の収容可能な多目的突堤(干潮時水深14.63m)があり、肥料工場向けの燐酸鉱、硫黄などバラ貨物や液化アンモニアの陸揚げに使用されている。
はしけ埠頭(水深2.44m〜3.05m)が2基(長さ延べ500m)ある。
荷役設備は、電動クレーン20トン1基、ホッパー付き電動クレーン・7トン2基、電動クレーン(3トン × 2基、5トン × 9基)、その他移動クレーンなどを備えている。
港湾局所有のハシケ曳航用曳船7隻、はしけ30隻、ポンツーン4隻なども使用できる。
通過貨物保管のため、延べ21,120平方mの上屋が設けられている。清水および食糧の補給が可能である。
タンガ港に存ける貨物取扱量(84年)は、輸出が約96,800トン、輸入が91,500トンに達している。
3. ムトワラ港
港の入口は水深20m、港内に長さ304.8m、水深20mの錨泊地がある。

 

 

 

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